日本物理学会 第76回 年次大会における「学部学生ポスターセッション」の実施案内
最終更新日: 2020/11/17
実験・理論 核物理領域は、2021年3月の日本物理学会 第76回 年次大会において「学部学生ポスターセッション」を実施します。
本企画は2016年3月の第71回 年次大会より毎回実施しており、今回で第6回です。
趣旨
物理学会には多くの大学院生が参加していますが、従来から物理学会と学部学生との結びつきは強くありません。
そこで、学部学生のうちにポスターセッションを通じて学会の大会に参加し、最先端の研究や議論に触れる機会を提供することを計画しました。
ポスター発表で多くの研究者や他の学生と議論することにより、幅広い研究分野や世代の人々との繋がりが形成されると期待されます。
そして研究者を目指す学生が将来的に増加することを目指しています。
実施日程
ポスター形式の一般講演と同様に、オンラインでのポスターセッションとして
実施します。前回(2020年9月)のポスターセッションでは秋季大会期間
(9/8--17)の終日に行われました。参加者との質疑は講演用データ掲載ページ
のコメント機能を使用して行われました。
申込方法
応募手順は一般講演と同様であり、受付期間は 11/17 (火) から 12/03 (木) までです。
詳細は大会ウェブページおよび講演募集要項 (日本物理学会誌2020年11月号) で確認して下さい。
講演申込の注意点を幾つか挙げておきます:
- 発表者の対象は1年〜4年の学部学生です。申込の時点で発表者は学会会員になっている必要があります。入会案内のページより手続きを始められます。講演申込が可能となるまでに約1週間を要します。
- 学会ウェブページの申込フォームにて、発表内容 (理論/実験) に合わせて
- 希望領域「理論核物理領域」と第一キーワード「20」又は
- 希望領域「実験核物理領域」とキーワード「V」
を指定して下さい。発表形式は「ポスター発表」、合同セッションは「希望する」を選択すると実施形態に沿いますが、この選択に関わらず合同ポスター発表となります。
- 核物理領域では「学生優秀発表賞の応募」の欄を使用しません。
- 発表者 (登壇者) はポスター1件ごとに1名ですが、講演者 (共著者) は複数名が可能です。講演者に指導教員を含めて頂くのが良いかと思います。
経済的補助
昨年度まで実施していた物理学会の入会金と年会費、参加登録料の補助については、
補助の実施の有無も含めて未定です。決まり次第ご案内いたします。
日本物理学会学生優秀発表賞
このポスターセッションの発表者は、実験・理論核物理領域による日本物理学会学生優秀発表賞 (規定) の対象となっています。審査方法などの詳細は後日案内します。
大学教員の方々へ
大学教員の方々には、所属大学の学生へ本企画を広く周知して頂くとともに、
卒業研究をしている4年生を始めとして適切な学生に参加を薦めて頂けるようお願いします。
聴衆としての来場
ポスターセッションでは、多くの聴衆にご参加いただくことが成功の鍵です。
多くの方々がポスターセッションの講演資料をご閲覧の上、活発にご議論くだ
さいますようお願いいたします。
問合せ先
川畑貴裕(実験核物理領域代表/大阪大学)
06-6850-5353, kawabata _at_ phys.sci.osaka-u.ac.jp