日本物理学会 第71回 年次大会の「学部学生ポスターセッション」のお知らせ
最終更新日: 2015/11/13
実験・理論 核物理領域は、2016年3月の日本物理学会 第71回 年次大会において「学部学生ポスターセッション」を実施します。
趣旨
物理学会には多くの大学院生が参加していますが、従来から物理学会と学部学生との結びつきは強くありません。
そこで、学部学生のうちにポスターセッションを通じて学会の大会に参加し、最先端の研究や議論に触れる機会を提供することを計画しました。
ポスター発表で多くの研究者や他の学生と議論することにより、幅広い研究分野や世代の人々との繋がりが形成されると期待されます。
そして研究者を目指す学生が将来的に増加することを目指しています。
第71回 年次大会では、パイロット事業として実験・理論 核物理領域の中で実施します。
学生が幅広く交流できるように、全領域のセッションとすることを目指しています。
実施日程
他領域のポスターセッションと同じ会場を用いて、一つのセッション (午前か午後の半日間) で実施します。
実施日が決まるのは、一般講演と同じく2016年1月以降です。
応募方法
対象は1年〜4年の学部学生です。
応募手順は一般講演と同様です。
発表者は正式に物理学会に入会して学生会員になります。
学会ウェブページの申込フォーム
にて、発表内容 (理論/実験) に合わせて
- 希望領域「理論核物理領域」と第一キーワード「20」又は
- 希望領域「実験核物理領域」とキーワード「V」
を指定して下さい。
発表形式は「ポスター発表」、合同セッションは「希望する」を選択すると実施形態に沿いますが、選択結果に関わらず理論核と実験核で合同のポスター発表となります。
ポスター発表の申し込み期間は一般講演と同じで、10/30 (金) から 11/22 (日) までです。
詳細は日本物理学会誌 2015年11月号の講演募集要項をご覧ください。
大学教員の方々へ
大学教員の方々には、所属大学の学生へ本企画を広く周知して頂くとともに、卒業研究をしている4年生を始めとして適切な学生に参加を薦めて頂けるよう、お願いします。
大会参加登録料、旅費 (交通費実費、宿泊費、日当) の支給を大学の予算からお願いします。
聴衆としての来場
ポスターセッションでは、多くの聴衆による活発な議論が成功の鍵です。
多くの方々が当日に来場して下さるようにお願いします。
物性領域ポスターセッションと同じ会場を使う予定です。
パイロット事業なので、ポスター発表の内容や実施体制について評価・コメントしてもらうことを検討しています。
問合せ先
学部学生ポスターセッション企画担当: 中野健一 / 03-5734-2369, knakano _at_ nucl.phys.titech.ac.jp